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目次
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1.ESGとは

2.ESGスコアとは

3.評価機関 5社

1.アラベスク・グループ

2.ブルームバーグ・エル・ピー

3.FTSE russel

4.MSCI

5.日経NEEDS

4.算出基準

5.認証

1.三菱地所が得ている評価

6.まとめ

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ホーム > ESG投資 > 【ESGスコアとは?】評価機関5社、認証・算出基準を事例で解説

【ESGスコアとは?】評価機関5社、認証・算出基準を事例で解説

2023.08.21

最近、企業を運営していく上でESGという単語を耳にする機会が増えてきた方は多いと思います。そんなESGですが、達成度を算定するためのESGスコアというものがあるのはご存じですか?今回は、そのESGスコアについて詳しく説明していきたいと思います。

目次
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1.ESGとは

2.ESGスコアとは

3.評価機関 5社

1.アラベスク・グループ

2.ブルームバーグ・エル・ピー

3.FTSE russel

4.MSCI

5.日経NEEDS

4.算出基準

5.認証

1.三菱地所が得ている評価

6.まとめ

ESGとは

ESGは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の頭文字をとったもので、投資や経営の場面で主に利用される用語です。利益を上げることだけでなく、サステナビリティに力を入れる「ESG経営」や、投資家が企業を評価する際に、企業のESGへの取組み評価するESG投資が盛んになってきています。
日本においては、世界最大の年金基金であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が国連で提唱されたPRI(責任投資原則)に署名し、ESG投資を積極的に推進しています。
GPIFによる運用は、多くの企業がESGスコアに関心を高める契機になりました。投資先が資本市場全体に幅広く分散しており、投資額が大きい運用をする投資家はユニバーサル・オーナーと呼ばれます。ユニバーサル・オーナーが、長期間にわたり安定した収益を得るためには、投資先企業の価値が持続的に高まることが重要です。ESGの要素に配慮した投資は、それにふさわしい投資であり、そのため多くの企業が関心を持つようになりました。
ESGについて詳しく書いた記事はこちらをご覧ください。

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ESGスコアとは

以上のように、投資家の間で定着しつつあるESG投資ですが、その際にはどの企業に投資するかを判断する指標が必要になります。そこで活用されているのが「ESGスコア」です。投資家はESGスコアを活用して対象企業の価値を判断し、それにもとづいて投資を行います。ESGスコアは、すべての要素を考慮してスコアリングする「総合型」と、特定の課題に基づいてスコアリングする「テーマ型」に区分されます。
また、世界には600以上のESG評価機関があり、それぞれが独自のスコアリングを行っています。なぜ600もあるのかというと、ESG投資への参入段階、開示情報が企業によってバラバラであるためそれに伴い多くの基準が生まれてきました。
その中でも、規模の大きい機関投資家が注目する代表的なESGスコアは10程度であり、今回は他の記事でも多く取り上げられている評価機関5社を紹介します。

評価機関 5社

アラベスク・グループ

出典:https://rief-jp.org/ct4/90586
アラベスクは2013年に創業した企業であり、資産運用事業を中心ににサステナビリティ金融事業を推進してきました。2018年にESGリサーチの社内ツールであったS-Ray®を独立したESG評価事業としてアラベスクS-Rayをスタートし、2019年には資産運用事業にAIを取り入れたAIエンジンを開発しました(アラベスクAIを設立)。さらに、2021年にはアラベスクS-RayはESGの情報開示プラットフォーム「ESGブック」を開設し、アラベスクAIはAIによる運用支援プラットフォーム「AutoCIO」を開設しました。

ブルームバーグ・エル・ピー

ブルームバーグは1981年にアメリカのニューヨークで設立された企業です。「情報を通じて世界の資本市場の透明性を高めよう」という信念の下、全世界の金融・ビジネス・政治界に従事する人々に向けてあらゆる判断材料を提供しています。ESGにおいても公正かつ高品質なデータ、分析ツール、ニュース、リサーチの提供に尽力しているそうです。

FTSE russel

1995年に設立され、ロンドン証券取引所グループ傘下であるFTSE russelは、ESGインデックスを含む様々なインデックスの算出とともに、ESGレーティング等のデータや分析ツール等機関投資家向けに様々な情報、分析サービスを提供している機関です。

MSCI

MSCI ESGリサーチは世界中の数千社の環境・社会・ガバナンスに関連する企業の業務について、詳細な調査・格付け・分析を提供している機関です。

日経NEEDS

日経NEEDSは、日本経済新聞社が1970年より運営を開始した企業・証券データ、マクロ・金融統計、地域情報などを収録した総合経済データベースサービスです。専門的知見を活かし加工・分析・蓄積された信頼性の高いデータを、国内外の金融機関や大学教育機関に向けて提供しております。21年12月より、上場企業の約100項目に及ぶ数値・テキストデータなどを収集した「日経ESGデータ」の提供も開始しました。

算出基準

先程も少し説明したように、ESGの算出基準には総合型とテーマ型の2つがあります。
総合型とは、ESGの3つ全ての要素を含めてスコアリングしたものです。複数の指数があることから、特定のテーマに偏らないため総合的に評価ができます。
テーマ型は、特定の課題に注目してスコアリングをしたものです。ある特定の課題に焦点を当てることで、企業の特徴的な部分での取り組み度合いを詳しく知ることができます。
世界最大級の機関投資家GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)では、3つの総合型と4つのテーマ型、合計7つの指数を採用して、投資を行っています。
  • 総合型(ESG) FTSE Blossom Japan Index
  • 総合型(ESG) MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数
  • 総合型(ESG) MSCI ACWI ESG ユニバーサル指数(外国株)
  • テーマ型(S:社会) MSCI 日本株女性活躍指数(愛称は WIN)
  • テーマ型(S:社会) Morningstar ジェンダー・ダイバーシティ指数2(愛称「GenDi」)(外国株)
  • テーマ型(E:環境) S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数(国内株)
  • テーマ型(E:環境) S&Pグローバル大中型株カーボン・エフィシェント指数(除く日本)
以上のように、複数の評価機関が利用されています。

認証

ESGに取り組んでいることを投資家にアピールするためには、ESGスコアを基にした評価が必要不可欠となっています。そのためには、外部認証を得ることが一つの方法です。

三菱地所が得ている評価

今回は、三菱地所株式会社が得ている評価を紹介したいと思います。先程紹介した評価機関を含む機関からの認証を受けています。主なものを以下に記載しておきます。
  • 「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」2年連続
  • 「S&P Global Sustainability Yearbookメンバー 2022」
  • 「FTSE4Good Global Index」21年連続
  • 「FTSE Blossom Japan Index」6年連続
  • 「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」
  • 「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」6年連続
  • 「MSCI日本株女性活躍指数」5年連続

まとめ

  • ESGスコアは投資家がどの企業に投資するかを判断する指標
  • ユニバーサル・オーナーに使用されているESG評価代表5機関はアラベスク・グループ、ブルームバーグ・エル・ピー、FTSE russel、MSCI、日本経済新聞社(日経NEEDS)など
  • ESGの算出基準には総合型とテーマ型の2つがある
  • ESG評価機関からの認証を外部に公開することで投資家へアピールできる

執筆者

笹埜 健斗(株式会社Scrumy代表取締役会長, 慶應義塾大学サステナビリティ総合研究所所長)

●経歴

国際哲学オリンピック金メダリスト、京都大学法学部、東京大学大学院情報学環・学際情報学府を経て、各業界の最高サステナビリティ責任者やSDGs戦略顧問を歴任。現在、SDGsを経営や教育に応用するための「サステナビリティ学」の第一人者として、持続可能な社会の実現に向けた共同研究やChatGPTを活用したプロンプトエンジニアリング等の技術開発をリードする。

今後、サステナビリティ推進担当、サステナビリティコンサルティング等

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